リハビリテーションについて
理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、心理療法士(CP)あわせ68名在籍しています。入所部門、外来部門における日々の訓練はもちろん、聴力・知能などの検査、心理士による心理相談、療育キャンプ、訪問リハビリテーション、リハビリ指導、児童発達支援事業など幅広く携わっています。
理学療法について
子供たちの持つ能力を最大限に引き出す運動を基盤とした援助・指導をおこないます。多様な年齢のさまざまな発達や障害に関する問題を保護者の方々とともに解決方法を考えていきます。
理学療法とは・・・
けがや病気などにより身体に障害のある方や発生が予測される方に対し、起立・座る・歩くなどの動作能力の維持と回復、そして悪化を防ぐため運動療法や物理療法をおこない自立した日常生活が送れるよう支援するリハビリテーションです。
また、身体と心の両面から機能の維持・回復をおこなう医療です。障害の軽減と自立に向けた日常生活動作の訓練をおこないます。
作業療法について
発達に応じた遊びや玩具を活用して、たとえ障害があっても家庭・学校・社会の中でいきいきと生活できることを願って、食事や着替えなどの日常生活の諸動作や遊びを「作業」ととらえ、さまざまな援助や指導をおこないます。グループ活動等もおこなっています。 私たちの生活に関することすべて、例えば、話す・歩く・食べる・触れる・笑うなどを意欲的に取り組むことができるような興味や関心を持っていただき、伸ばしていきたい部分を考えながら日々生活していく上でおこなう動作を練習し、繰り返していきます。その繰り返しが日々の生活にいい状況を生み出していくことにつながる。
身体や心の障害回復を促し、その人に必要な機能を維持・回復するための適切な作業活動および環境を提供していきます。
作業とは・・仕事・日課(活動)などにより日々の生活習慣が整えられ、楽しく遊び、ここちよい休息がとれることです。
個々の障害に応じた訓練を実施して、障害のある人の能力を強化し環境を整えることができるようにアドバイスをおこなっていきます。
感覚統合療法(Sensory Integration Approach)では、遊具を用いて治療を行います。さまざまな感覚刺激を提供するために,身体を使う遊びなどでさまざまな感覚を効率よく得るために,トランポリン・ボールプール・ブランコ・滑り台などの遊具を用いて治療を行います。
感覚統合療法室(S.I室)使用休止について
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、感覚統合療法室を一時休止しております。
言語聴覚療法について
「ことばの発達が遅い」「ことばがはっきりしない」「聞こえに不安がある」「読み書きが苦手」などことばに関する心配がある場合ご相談ください。保護者のご心配やニーズに合わせて、子ども達の個性を活かしたアドバイスや指導をおこないます。 人と楽しく会話する、おいしい食事を味わう・・これらは上質な生活を営む上で欠かせない人の機能です。
言語聴覚療法は、このような、ことばや聞こえ・コミュニケーション・食べる・飲み込むなどでお困りの方を対象に、現在の状態を把握した上で機能の改善や成長を促すように助言・指導を行うものです。
特に子どものことばの成長は、
●食べる機能
●生活リズム
●人と関わる力
●物事への興味・関心などにも大きく影響を受け、生活環境によっても左右されますので、保護者や学校・園の先生にもご理解、ご協力頂きながら進めていきます。そのために、養育される方のご不安や疑問にも丁寧に対応し、ご一緒に成長を見守っていきます。
心理療法について
「集団生活になじめない」「落ち着きがない」「お友達とうまく遊べない」「学校や園に行きたがらない」「原因が分からない腹痛や頭痛がある」「かんしゃくや反抗が強い」「お勉強についていけない」「特定の教科がとても苦手」「周りの子どもと何か違う気がする」など、お子さんの行動や心の状態について気になることはありませんか? 当センターに外来通院あるいは入院中のお子さまやそのご家族を対象に、小児科医師との連携のもと、様々な方法で心理療法を行っています。また、お子さまの状態を把握したり、理解したりするために、多様な検査も実施しております。その他、発達障害のお子さまを持つご家族を対象にしたペアレント・トレーニング(子育てクラブ)も開催しています。 「うちの子、大丈夫かしら・・・」「心配だけど誰に相談していいか分からない」といった悩みをお持ちであれば、お一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
お子さんとの過ごし方
コロナ禍で、お子さんと過ごす時間が多くなり関わり方に不安を抱く親御さんも多くいらっしゃると思われます。当院の療育中に心がけているお子さんとの関わり方についてご紹介します。
子育てクラブについて
発達障害のお子さまを持つご家族を対象にしたペアレント・トレーニングです。「子どもにどう接していいか分からない」「何度言っても言うことを聞かない」「つい感情的になって怒鳴ってしまう」「ほめろと言われてもどうしていいか分からない」などなど・・・同じ悩みを持ったご家族同士のグループで、子どもさんへの対応の仕方を一緒に考えています。のんびりとした雰囲気で楽しく学べる会となっておりますので、気になる方は一度小児科外来へご相談ください
リハビリテーション時間割
2021年10月1日より
リハビリテーション 時間割 |
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受付時間 | 訓練時間(平日) | 訓練時間(土曜) | ||||||||||||||||
1限目 | 8:40-9:00 | 9:00-9:40 -10:00 |
9:00-9:40 -10:00 |
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2限目 | 9:50-10:10 | 10:10-10:50 -11:10 |
10:10-10:50 -11:10 |
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3限目 | 11:00-11:20 | 11:20-12:00 -12:20 |
11:20-12:00 -12:20 |
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休み | ||||||||||||||||||
4限目 | 13:10-13:30 | 13:30-14:10 | ||||||||||||||||
5限目 | 14:10-14:30 | 14:30-15:10 | ||||||||||||||||
6限目 | 15:10-15:30 | 15:30-16:10 -16:30 |
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7限目 | 16:20-16:40 | 16:40-17:20 |
- ※受付時間は各訓練の開始20分前から開始時刻までです。
- ※開始時刻を過ぎての受付は原則お受けできません。
- 各訓練開始時刻までに受付・診察をお済ませの上お待ちください。
- ※お休みされる場合は必ずご連絡をお願いします。
2021年10月1日作成
物理療法 時間割
2021年10月1日より
物理療法時間割 |
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受付時間 | 平日のみ | |||||||||||||||||||||||
1限目 | 8:40-9:00 | 09:00-09:40 | ||||||||||||||||||||||
2限目 | 9:50-10:10 | 10:00-10:40 | ||||||||||||||||||||||
3限目 | 11:00-11:20 | 11:20-12:00 |
- ※物理療法の受付(医師チェック)は決められた時間(3回)です。